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■ ももいろ を見たときの心理
一般に認識されている“ももいろ”は、赤に比べ紫寄りの色相で、園児や児童が使用するクレヨンの色規格も赤ではなく、赤紫の色相が採用されています。
ですから、ももいろ の親近性(親しみを感じる特性)には、紫の神秘感が加わり、独特の魅力(魅惑)を伴うのです。
ももいろ は、純色(ビビットカラー)よりも鮮やかさが減り、明るさが増した色です。どんな色相でも、鮮やかさを減らし明るさを増すと、「若々しい」、「かわいい」、「さわやか」、「子どもっぽい」といった方向に、イメージが移行していきます。特に ももいろ は、これらのイメージを感じやすい色です。
■ ももいろ 活用法 (子供編)
かわいらしいお姫様気分は、大切にしてあげたいものです。そんな子どもの気分を盛り上げるには最適な色です。
しかし、心の発達に伴い、就学する頃には表立って興味を示さなくなる色でもあります。ですから、大型家具、家電など耐久消費財のカラーとしては、控えておいた方が無難です。アクセサリー小物や模様替えが容易なファブリックなど、手軽なアイテムで楽しみましょう。
日本人にはなじみの深いさくらの花の「記憶色(実物の色とは少し異なるが、人々が記憶として覚えている色)」としても、春の演出や入園、入学、新生活といったムードを高めるのに役立ちます。
ももいろ は、誘目性(目を引きつける特性)が比較的高い色なので、書類の目印やアンダーラインの色彩としても適しています。しかし、テクスチュア(材質感)によっては刺激が強くなり過ぎ、心の安定を妨げる方向に働きます。大きな面積での活用には慎重さが必要です。

