3分間セミナー 2009年 5月15日号
■ 橙を見たときの心理
橙系の色彩には、「オレンジ」や「キャロット」「アプリコット」といった果実や野菜を象徴する色の名前(慣用色名)が多く、「食」をイメージしやすい色域です。
鮮やかな橙は、鮮やかな黄よりもやや暗く、太陽そのものを表現する色としてよく使われます。朝焼けや夕焼けの印象に加え、夜間に使用するランプや白熱電球色の記憶も作用し、「ねぐら」「住まい」「家庭」などがイメージできます。
赤と黄の中間の色相で、親近色の中心的な存在でもあり、地域密着やお客様主義といった理念を掲げる多数の企業が、アイデンティティーカラーとして採用しています。
■ 橙活用法 (子供編)
一言でいうと、橙は、子どもの心理にとって、「求めたい色」です。暖色としての暖かさ、そして親近色としての温かさ、加えて、家庭や家族、家事(炊事)など、安心感のイメージをもたらします。
もし、キッチンやダイニングが、モノトーンなど大人向けのシンプルカラーなら、調理小物や卓上小物の色で、橙をアクセントカラーとして表現し、調和させるのもいいでしょう。
照明を工夫することにより、光源の色で演出することもできます。光源の色は、蛍光管や電球の交換によって変えることができ、昼光色→昼白色→白色→温白色→電球色といったように、管球の光色を色温度の低いものにすれば、橙のイメージに近づけることができます。
例えば、帰宅時に目にする玄関の灯りや、くつろぎのリビングの照明が昼光色なら、電球色の照明にしてみるのもいいでしょう。

